ジャッキ・アウトリガー用敷板の選び方 - サイズと厚みの決め方

2026-08-18 · SIGMA技術チーム

ジャッキ・アウトリガー用敷板の選び方 - サイズと厚みの決め方

ジャッキベース敷板やクレーン車・ユニック車のアウトリガー敷板、仮設足場のベースプレート敷板まで、点荷重を分散させる敷板の選び方を解説します。

ジャッキ敷板が必要な理由

クレーンやジャッキの接地面は、荷重を面ではなく一点に近い形で地面へ伝えます。何も敷かずにジャッキアップすると、アスファルトの弱い部分や芝生・砂利の上ではベースが沈み込み、機体が傾く原因になります。ジャッキ敷板(ジャッキベース敷板)は、この一点荷重を面で受け止めて地盤へ分散させるための樹脂製プレートです。整備工場のフロアジャッキ敷板や、屋外でのジャッキアップ敷板としても使われ、一枚かませるだけで軟弱な路面への食い込みを防げます。

クレーン車・ユニック車のアウトリガー敷板

クレーン車やユニック車がアウトリガーを張り出す際は、脚一本あたりの接地圧が非常に高くなるため、アウトリガー用敷板を必ず併用します。クレーン車アウトリガー敷板は接地圧を分散して脚の沈み込みを防ぎ、ユニック車アウトリガー敷板も同じ理屈で、狭い現場ではユニック車敷板として持ち運びやすい樹脂製のプラシキアウトリガーが重宝されています。ラフタークレーンのアウトリガー敷板は張り出し幅が広い分より大判のパッドで面積を確保するのが基本で、高所作業車のアウトリガー敷板やバケット車の敷板は逆に小回りの利く円形パッドが向いています。いずれも機体の転倒を防ぐクレーンアウトリガー養生の一部で、タダノなど主要メーカーの純正敷板を使う現場でも、増し敷き用に樹脂製パッドを組み合わせるケースが増えています。

仮設足場のジャッキベース・ベースプレート下の敷板

仮設足場を組む際は、ジャッキベースやベースプレートの下に敷板を入れることで、支柱の沈み込みや不同沈下を防ぎます。仮設足場敷板としては軽量な樹脂製が主流になりつつあり、足場ジャッキベース敷板・足場ベースプレート敷板として一枚ずつ配れば、支柱ごとの沈み込みによる足場の傾きを抑えられます。従来は木材や鉄板が使われてきた場面でも、足場敷板プラスチックなら腐食せず繰り返し使えるため、解体・組み替えのたびに買い直す必要がありません。

サイズと厚みの決め方

敷板のサイズは、ジャッキやアウトリガーにかかる最大荷重を地盤の許容支持力で割って必要な接地面積を求め、そこから決めるのが基本です。当社の角型敷板は450〜1200mm角・厚み25〜100mmの範囲で展開しており、丸型敷板は直径300〜1200mmでクレーン車やユニック車の円形フットに馴染みます。軟弱地や地盤が不明な現場では、計算上の下限サイズより一段階大きいものを選ぶと安全側に振れます。具体的な選定方法はクレーンアウトリガーパッドのサイズガイドでも解説しています。

まとめ

ジャッキ敷板・アウトリガー敷板・足場ベースプレート敷板は、いずれも一点荷重を面で受けて地盤の沈み込みを防ぐという同じ原理で働きます。現場の機材や地盤条件に応じたサイズ選定はお問い合わせからご相談いただければ、工場直販価格で最適な組み合わせをご提案します。


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